いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

十四歳日和

水野瑠見さん作。

4人の中学2年生の、四つの物語で構成されています。

佐古葉子の物語は、中学生になって日陰派から日向派になった葉子が、いつも一人ぼっちでいるしおりとまた仲良くなりたくて葛藤するお話。

新島たけるの物語は、さばさばしていて付き合いやすかった幼馴染の芙美の変化に戸惑うお話。

田端律の物語は、朱里といっしょに応募したオーディションの一次審査に自分だけ合格した律が、SNSを始めてオシャレな投稿をしようと無理を重ねる物語。

矢代大地の物語は、いつも学年2位の大地が、風采の上がらない百井がトップだと知りイラつくが、ある事件をきっかけに親友になっていく物語。

どれも思いがけない展開で、爽やかな読後感です。

 

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