村上しいこさん作。
この人の本は面白い。
今回も、発想がすごいと思った。
主人公たのちんのクラスでは、グループごとに○○図鑑をつくることになった。
他のグループは、おしごと図鑑とかペット図鑑なんてテーマを決めたのに、たのちんのグループはいいアイデアがなかなか浮かばない。
結局チャイムが鳴っても決まらなかったのは、たのちんのグループだけ。
でも、先生は明日まででいいよと言ってくれた。
それは、たのちんのグループに保健室登校の加世堂さんがいるから。
保健室に行って加世堂さんと話していると、いい考えが浮かんだ。
それが、ためいき図鑑。
そして、加世堂さんの描いた絵からためいきこぞうが現れた。