ホリー・ウェッブ作。
2年前に迷い込んできた白黒ネコを飼っているアルフィーが主人公。
おばあさんしか住んでいない隣の家のリンゴの木に登って、ペンギンとのんびりしてるのが大好き。
ところが、同い年の女の子グレースがおばあさんのところに引っ越してくる。
隣の庭に忍び込めなくなった。
そして、ペンギンはグレースに懐いてしまう。
でも、ある土日にペンギンがいなくなって、グレースの家にいるのだろうと腹を立てていたら、ほんとうにいなくなっていて、一緒に探す。
ペンギンは農園の倉庫に入って出られなくなっていたのを2人で助け出すことができた。
おばあちゃんのバレッタさんがアルフィーがリンゴの木に登っていたのを知っていて黙っていてくれたことを知る場面では、読者はあったかい気持ちにさせられる。
作者はネコを3匹飼ってるそうだ。