2020-07-01 夏の朝 本田昌子作。 この人は、ぼくと同い年。 2015年の課題図書だそうだ。 おじいちゃんが亡くなって取り壊されることになった古い家で、庭の池のハスの花が咲く瞬間のポンという音を聴こうとする主人公。 早朝、ハスの蕾を見ながら待っていると、夢を見ているように過去の世界にタイムスリップしてしまう。 その家で暮らした家族と時間を共に過ごし、だんだん心がほどけてくる。