いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

ふたご前線

塩屋にいます。
駅前の細い路地にひしめき合う商店を抜けて、坂の上の塩屋公園で『ふたご前線』を読み終わりました。
この本が塩屋に連れてきてくれたんです。
一人二役はもうやめとき」というおとうのことばで、まるで空港の案内板がパシャパシャパシャと変わるように、今迄の物語が繋がって行きました。
そうやったんか〜。


大阪駅に向かう地下鉄の中では、福知山線に乗るはずだったのですが、この本が行き先を変えてくれましたよ。
おばあちゃんの手紙がまたいい。
書き写したいくらいです。


高科さんは、ツバメを見たら真秀と清水君を思い出してと書いていましたが、塩屋までくるへんな読者もここにいますよ。