いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

歓送迎会

昨日は新しい職場の歓送迎会でした。
第一部(乾杯の前)は、転勤していかれた方の紹介。
幹事による、その方の業績紹介です。
多少過大評価があるにしても、その学校で活躍された分野やエピソードの紹介は、場の空気を和やかにします。
どこの職場でも当たり前のことなのに、前の職場ではいつのまにやらなくなってしまったことだから、とても新鮮でした。
前社長の紹介では、運動場の桜の木を蘇らせたことが披露されました。
そしたら、前社長もスピーチで「あの桜がどうなっているやろと気になってました。」と、アウンの呼吸。
何よりすごいなあと思ったのは、みんなが幹事さんの労をねぎらう言葉を必ず言われたこと。
スピーチの方しかり、乾杯の音頭の方しかり、閉会挨拶の方しかり。
ここの職場の雰囲気のよさの秘密がわかった気がしました。
みんな相手のことをよく考えているのです。お互いに思いやっているというのでしょうか。
転勤していかれた方々が口を揃えて言われていたことは、「外に出て初めてこの職場の良さがわかった」ということでした。
そんな職場に転勤してこれた幸せを、密かにかみしめていました。
最後に閉会挨拶をした副社長が、
「桜の木は、花を散らせたすぐあとから来年咲かせる花の準備を始めるそうです。」
と語り出しました。
「今年の桜はいつもの年より少し遅めでしたが、見事な花を咲かせてくれました。それもこれも、転勤していかれた皆さん方がこの職場でこの職場のために仕事をしていかれたおかげです。」
見事な締めの言葉に、一同大拍手。