いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

感動のワンシーン

今日6年生は卒業アルバム用の写真を撮る日。
自閉のR君がちゃんと撮ってもらえるか、みんな気をもんでいました。
個人写真の時には、写真屋さんの後ろに回って声かけたり手を振ったり好きな人形を見せて気を引いたりしましたが、椅子から立って動き回ったり下向いてなかなか顔を上げてくれなかったりじっとしていなかったりして、一枚の写真を撮ってもらうのにとてもとても長い時間がかかりました。
5時間目運動場でクラス写真。
一緒についていった先生は、やっぱり写真屋さんの横でR君に向かって手を振っています。
ぼくは支援学級の前からその様子を見守っていました。
ふと校舎の2階を見ると、2年生の学級に入り込みに行っていた先生も、廊下の窓からR君に手を振っていました。
そして、運動場で写生をしていた5年生に付き添ってたもう一人の支援学級の先生も、絵はそっちのけでR君が並んでいるところを心配そうに見ていました。
そんな姿が目に飛び込んできて、感動のワンシーンを見ているようだなあと思ってしまいました。