いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

音読カード

昨日の全体会の筑波大附属の先生の講演は(やたら「の」が続いてしまいました)、新鮮で印象に残ることがたくさんありました。

低学年の音読のさせ方もその一つ。
全国的に、音読カードを持たせておうちの人のサインをもらってくるのが主流。
でも、おうちの人に聞いてもらえない子は自分でサインして出すだけだから、ちっともうまくならない。きちんと読んでいる子も評価されないから、だんだんいい加減になってしまう。そんなやり方はいいやり方とはいえない。
ではどうするか。
低学年の子には、ぬいぐるみでも水槽の金魚でもなんにでもいいから「読んできてあげなさい」といいます。
そして自分で誰に読んであげたかを音読カードに書かせるのです。
一律に何回読んできなさいとは言いません。自由です。
10回読めたら教室でみんなの前で読んでもらいます。上手に読めたらみんなに拍手をもらえてめでたく合格。先生からシールをもらえるのだそうです。ただのシールですが、もらった子はとても喜んで、シールのカスまで持って帰るとか。
もっと早く聞いてたら、一年生にやってあげられたのになあ