いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

怨み

今日うちのクラスの3人が『読書ノート』70冊を達成しました。
短い絵本とかで冊数を稼いだので、あまり自慢はできませんが、「記念の70冊目はこの本にすればよかった」とか、ちょっと本の質にまで言及するようになっているので、量が質に転化しかけているのかなとも思います。レベルは低いですが・・・。

実は何が何でも70冊を達成させたいのにはわけがあります。
2年前の6年生で、秋の読書週間。
図書担当の先生が考えてくださって「読書の木」という取り組みをしました。
本を一冊読んだら「学年の木」に葉っぱのシールを貼るという取り組みでした。
講堂で1年生から順に発表していって6年生の冊数が発表されたとき、低学年の子どもたちが笑いました。ほかの学年に比べて、とても少なかったのです。
でも笑うことないよな〜と思いました。
「高学年は1冊読むのにとても時間がかかるんですよ」という図書委員会の先生のフォローもありませんでした。
図書委員の先生は1年担当で、たくさん読ませておられました。
6年生は、何やかやで読書どころではありませんでした。
・・・つまり、6年生が恥をかかされた集会だったんです。

だから何が何でも今の6年生には、ほかの学年に先駆けて70冊を達成させたかったのです。
もちろん子どもたちには、そんなことは言いません。
でもぼくは、自分があのときの怨みをエネルギーにしてがんばってると思うときがふとあります。へへへ〜(負けるもんか!)