いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

温かい言葉かけ

道徳なんてまじめにやった事なかったぼくが、どうしてもやってみたくなった実践。
それは、『友だちを「傷つけない言葉」の指導』という本の中で紹介されている実践です。
その本の帯には、〜「死ね、バカ、きもい、うざい」等にどう対処するか〜とあります。
この言葉に惹かれました。著者のお話も一回聞いたことがあります。

やってみたのは、「温かい言葉かけの体験」です。
友達や先生やおうちの人に「こんなこと言ってほしい」という言葉をカードに書き、友達同士で交換してお互いに言い合うのです。
最初はなかなか思いつかないようだったので、「例えばね・・・、おうちの人にこんなこといわれたらきっとうれしいと思うので、ちょっと目をつぶって聞いてね。言うよ・・・・・・・、お小遣い上げてあげる」
みんな笑ってうれしそうでした。
ちょっとリラックスして書けるようになったみたいでした。

友達に言ってほしい言葉は、ありがとう、おまえすごいな天才やで、オレとおまえは友達や、だいじょうぶ?、どうしたん?、いっしょにあそぼ、なかよくしよな、きょう遊べる・・・、などでした。

先生に言ってほしい言葉は、すごいね、やさしいね、よかったね、ありがとう、この時間の勉強はすぐおわるで〜、○○してくれてありがとう、勉強なんかいいからサッカーしよ、せいせき上げたる、宿題ナシ、ノートのとり方きれいやな〜・・・などです。

おうちの人に言ってほしい言葉は、よかったね、めっちゃがんばったね、ケータイ買ってあげる、お小遣いを2倍にしてあげる、旅行につれていって上げる、なんでも買ったる、いい子だね、お手伝いしてくれてありがとう、ずっと見てるからね、えらいな〜やればできるやん・・・などでした。

感想を読んで、子ども達の素直さに、涙が出そうでした。
・友達に「ありがとう」とか「だいじょうぶ?」とか言われるとやっぱりうれしいです。だいじょうぶ?って言われたら気持ちが「ホッ」としました。
・自分でゆってもなんともないのに、相手にゆってもらったらとってもうれしかった。
・これがすべて本当だったらすごくうれしい。うそでも、うれしかった。

とってもいいでしょ。