いよいよ出発。
智頭急行はだんだん高度を上げ、山陽線を見下ろしながら、右にカーブしていく。
トンネルに入って、山陽線とはさよならだ。
まずは、千種川に沿って北上してゆく。
宮脇俊三さんが、どこかの本で書かれていた通りだ。
「河野原」は、「こうのはら」と読むんだなあ。そういえば、河野くんという後輩がいたなあ。どうしてるだろう。
あっ、あの学校は自転車で走った時に通った所だ。山の向こう側を回って上月に出たなあ。
とりとめのない思いが巡る。
佐用駅では、スーパーはくとの通過待ち。運転士さんに声かけて、駅スタンプ押しに行く。
穏やかな景色が続きます。
まだ、雪はない。