いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

ウォッチング

熱海から興津、興津から浜松、浜松から豊橋までと静岡県内で乗った東海道線は全部ロングシート
だから向かいの席に座った人たちを自然と観察してしまいます。
自分もまた観察されるわけなんですけどね。

興津から浜松まで乗った時に向かいに座ったお兄さんは、メガネをかけて哲学的な顔つきをしている方でした。まるで宮脇俊三さんのようだなあと思っていました。
うれしいことに、大判の時刻表をひろげていました。
その隣はお母さんと姉弟の親子3人連れ。
真ん中に座った小4くらいの弟が文庫本を持っていました。
知っている本だと直感しました。
でもなかなか表紙が確認できない。けれど、赤っぽい表紙で多分間違いない。
ようやくチャンスに恵まれて『片道最長切符の旅』だと確認。
宮脇俊三さんの本です。
きっとお母さんかお父さんが読書家なんですね。

宮脇さん似のお兄さんも小4の男の子も、金谷の駅で大井川鉄道の乗り場を振り返っていたのがやっぱりって感じでした。