ガリラ・ロンフェデル・アミット作。
主人公エレズのお父さんは地位も名誉もある人だけど、エレズのことをベルトで叩く。
背中にミミズ腫れができるが、お母さんも見てみぬふりをする。
エレズは学校では人気者。家族のことで悩んでいることを隠していた。
新しい先生になって、なぜだか自分が見抜かれている気がするようになる。
ルティ先生は、エレズの気持ちを聞き出そうとするが、エレズはなかなか先生のことを信用できない。
大人たちはみんな自分を守ろうとするんだけど、ルティ先生は気がついたからってすぐカウンセラーや校長先生に知らせたりしないわとエレズの気持ちをときほぐしていく。