いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

トンネルの森 1945


角野栄子さんの作品。とてもとてもよかった。
読み出すとやめられなくなった。


読んでも読んでも、辛いことばかり起きて、いたたまれない気持ち。
ミュウミュウを連れて動物病院の待合室で読んでると、涙が溢れそうでそれ以上読めなくて、本を閉じた。
家出しようとした時に、脱走した兵隊さんのことを思って家に走って帰って、布団の中に潜り込んだところがとてもよかった。
なんとなく気持ちがわかった。


この作品こそ、映画にしてほしい。


さっき読み終わったばっかりだけど、うちの母に届けて来ようと思う。