いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

汽車旅12カ月

宮脇俊三さんの本が今読みたくてたまりません。
この本は故岸本先生のお家から頂いてきた宮脇さんの最後の本です。

下呂からの帰りの車内で読み終えました。
それぞれの月の鉄道旅事情が経験に基づいて書き記されています。
しかしそれよりもこの本から目を離すことができないのは、宮脇さんの控えめで暖かな人柄でしょう。
只見線の開通初日の記述には心がほんわかさせられました。

背表紙の裏に、岸本先生のメモをみつけました。
「1983.7.26 鷲羽山GHへの職員旅行の往還に読了。こんなの書きたいと思った。なかなかの味のある文章だ。ちょっとまねできぬ。」