いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

私の途中下車人生

岸本先生の遺品整理でいただいた本。
宮脇俊三さんの本は大好きで何冊か読みましたが、この本は知らなかった。
宮脇さんの一代記。
中央公論におられたんですね。
編集の仕事をされて、会社のピンチを救われた話は爽快でした。
労働組合華やかなりし頃には、組合との徹夜の交渉に何度も会社側の代表としてがんばられたとのこと。
立場は違っても、偉いなあと思いました。
中央公論婦人公論の編集長時代には、村松友視さんともいっしょだったのを初めて知りました。
忙しいサラリーマン時代を知らず、紀行作家としての作品だけ読んでたのでうらやましく思っていましたが、ずいぶんと苦労もされてたのですね。
それにしても、金曜日の夜に出かけ月曜日の朝に戻ってきて普通に仕事ができるのが、やっぱり超人だなと感じました。