いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

荷物の移動

自分の教室がなくなってから、私物は4階の空き教室に入れてありました。
講堂で作品展の準備を終えて暗くなってから、4階へいって探し物をしていました。
そしたら、若い先生がやってきて「ここの部屋はワールドサークルに割り当てられたので、荷物の移動をしてもらえますか。」とおっしゃいました。
仕事熱心な人は、時としてこのような心ない発言をされます。
ほかに置くところがないからその教室に置かせてもらってたんですが、「はい分かりました」と返事しました。
そう返事はしたもののだんだんムカついてきて、よーしそれなら今すぐ移動したろやないかみたいな気になって、倉庫から台車をひっぱり出してきて、4階と1階をエレベーターで何度も行ったり来たりして、段ボール箱17箱、全部運びだしました。
世の中で行われる大事業というのは、このように怒りがエネルギーになって成し遂げられる場合もあるのかもしれません。段ボール箱を移動するのが大事業なわけではありませんが。
ついでに、同じ特別支援担当の先生の荷物2箱も勝手に運びました。この人も去年新採で苦労して心の病気になった人。
今まで見えなかったものが見えるようになってきたのが、特別支援になって学ばせてもらったことだと感じます。