いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

行ってよかった

高崎から上信電鉄というのんびりした電車に乗って40分。
上州富岡駅に降り立ちました。月曜日なので、人はまばら。
大きな荷物を持ったまま徒歩で富岡製糸場へ。
団体さんはみな、バスで来た人たちでした。
電車で来る人は少ないみたい。なんせ、一時間に一本ですから。
レンガ造りの建物に煙突。学校よりもちょっと狭いくらいの敷地。
説明を聞かなかったら、別になんてことはない施設と思ったかも知れません。
団体さんにくっついてガイドさんの説明を聞き、そこで働いていた人たちの様子が想像できるようになると、やっぱりすごいところなんだなあと思えてきました。
フランスやイギリスから旺盛に技術を学んでいたころの活気も伝わってきました。
場長のフランス人が地下室に人の生き血を瓶詰めにして隠しているとうわさがあったが、それはでたらめで外国人でも話せば人情もあると考える日本人もいたとか。赤い色の液体は、実はワインのことでしたが。
明治時代の殖産興業と人々のくらしを肌で感じることができました。
やっぱり行ってよかったです。