向かいの家の車の上にいました。
最近、ボスっちとつるんでいます。
角の駐車場でエサもらってるみたいです。
ぼくらには、懐いていません。
なので、いつでも逃げ出せる態勢です。
向かいの家の車の上にいました。
最近、ボスっちとつるんでいます。
角の駐車場でエサもらってるみたいです。
ぼくらには、懐いていません。
なので、いつでも逃げ出せる態勢です。
ジル・ルイス作。
子犬のパップが「しかばね横丁」に捨てられるところから、長い長い物語が始まる。
そこてフレンチという犬に助けられ、野良犬の群れに入る。
その群れはレディフィフィをリーダーとして、人間にできるだけ姿を見られないように暮らしていた。
目立つことをすると犬さらいに捕まってしまう。
キバという白い大きなリーダーのいる下水組の犬たちとも、出会わないよう注意していた。
パップは仲間に溶け込みながら、野良犬として生きていくが、自分をかわいがってくれた男の子のことが忘れられない。
キバたちと争ったり、犬さらいに捕まって鉄の檻に入れられたりしながら、風の前のろうそくの火のように消えてしまいそうな希望を消さずに、過酷な運命に立ち向かっていく、パップの一生が描かれています。
夕方二階のベランダで洗濯物取り入れてたら、裏のワンルームマンションが何か変。
丸い通気口から白い煙が出ています。反対側の窓の辺りからも煙らしきものが。
辺りはシーンとしていて、穏やかな夕暮れ時を迎えようとしています。
お風呂屋さんで見る湯気のようでもあり通報するべきか迷いましたが、とりあえず下に降りて嫁さんに知らせ、一緒に確認してお隣さんにも助けを求めました。
お隣さんは元消防士さんなのです。
奥さんが出てきて、裏の路地からマンションへ行き、ピンポン鳴らしましたが応答なし。
奥さんはご主人を呼びに、ぼくは119番しに、それぞれ自宅に戻りました。
電話を終えてマンションに戻ると、お隣のご主人がドアを開けて消火器で消そうとしてくれていました。
部屋の中は煙が充満していて何も見えませんが、青白い炎だけ分りました。
消化器2本とバケツの水一杯を使ったところで、消防士さんたちが駆けつけてきて、一気に慌ただしい雰囲気になりました。
ぼくたちは、邪魔にならないように引き上げました。
嫁さんが雨戸などを閉めてくれていて、2階のニャンちゅうと避難できるように、キャリーケースも用意しました。
幸い大火事にはならず、住人の方も救急車で運ばれて行ったようでした。
まだ騒然としている中、消防士さんが我が家に来られ事情を聞かれました。
お話するとお隣さんと共に詳しく説明することになりました。
警察の方も一緒になり、マンションのところへ行ってまた説明。
ようやく解放されて、そろそろ晩ご飯の用意をと思っていたころ、警察署から電話。
警察署まで来て調書を取らせてくれとのことでした。
警察署から迎えの車が来て、お隣さんと2人で乗り込みました。
刑事さんから、初めて警察手帳を見せられました。
事情聴取は、1人ずつ別々。
取り調べ室のようなところでいろいろ聞かれ、それをぼくがしゃべったような文章にして見せられました。
こんなところで、やったのはお前だろ!とか怒鳴られたら怖いなと思いつつ、返答していました。
こっちが曖昧にダラダラとしゃべったことも、自信満々で理路整然とした文章に変換されていました。
すごいなー。
それにしても、時間のかかること。
お隣さんも晩酌始めたところ、と言ってはったので、巻き込んでしまって申し訳ない。
帰りもまた車で送ってもらい、やっと釈放されました。