村山由佳さん作。
おいしいコーヒーのいれ方、Second Season 9巻。
ぼくは10巻まであると勘違いしていましたが、なんとこの巻が最終でした。
8巻が出てから、6年経って出た9巻です。
だから、他の巻より少しばかり分厚かったのですね。
ショーリがアボリジニのマリアさんのところへお使いで行き、かれんの言葉を伝えて質問したときの、マリアさんの答えがふるっていました。
そこのページだけ切り取って、残しておきたくなるくらいでした。
でも、そのあとそんなこと言ってられない大事件が起こって、ショーリは命さえ危うくなりました。
鴨川の海辺で最後のシーンを迎えられたのが奇跡のようです。
まだ大事件が起こる前、由里子さんの「こうなったら、みんなで幸せになろう」という言葉も名言です。
これで「おいコー」がもう読めなくなると思うと淋しいです。