2023-01-17 阪堺電車177号の追憶 読み終わりました。 山本巧次さん作。 昭和8年から平成29年まで走り続けたモ161形177号と関わった、それぞれの時代の人々の物語。 戦前、戦中、昭和30年代、万博の年、バブル期、現代と人々は入れ替わりながら、177号が我孫子道と天王寺駅前を行ったり来たりしている間に事件や出来事が展開され、各章ごとに謎が解き明かされていく。 自分も177号と一緒に、時代を過ごしてきた気持ちになります。