2022-01-17 縄文の狼 今井恭子さん作。 縄文時代が背景の物語を読んだのは初めてかも。 赤ん坊の時に狼に攫われ、少しの間狼に育てられたキセキが主人公。 キセキのグループは、叔父家族との10人くらい。小さな集団だ。 サヌカイトの石器で矢を作り、狩猟採集の暮らしをしている。 定住して村を作る集団もあったが、お互いに交わることはなかった。 ある時、鉄砲水で海に流されてはるか対岸の村まで流されてしまう. そこから生まれ故郷に帰ってくるまでの物語。