いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

海-ひとつの朝

八束澄子さん作。

この人は、ぼくらより少し上の世代。

因島出身。

物語の舞台も、瀬戸内の造船の島。

造船不況の影が忍び寄る中、子ども時代を送る安子が主人公。

父は造船所で働き、母はかしわの行商。

課長社宅に引っ越してきた転校生の遠藤さんや職工のしげるの家庭、それぞれに悩みを抱えながら、我慢強く生き抜いている姿を描く。

 

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