栗山さやかさんの本。
岩波ジュニア新書の『なんにもないけどやってみた』を読んでたので、親しみが湧いた。
この人がどうしてバックパッカーとして海外に出たのかが、改めて分かった。
物価の高いヨーロッパは通り過ぎるように回り、他の人の行かないアフリカへ足を向けたのがこの人らしい。
貧しい国の方がホッとできるのかもしれない。
それでも、エチオピアでのエイズにかかってしまった女性たちの看護やその後のモザンビークでの体験は凄まじい。
何がそこまでさせるのかという思いと、できることなら留まって続けてほしいとの勝手な思いがごちゃ混ぜになる。
この人一人に任せないで、協力応援する人が増えてくれたらなあと思う。
もちろんぼくも何かの形で応援したい。