いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

太陽と月の大地

1492年、スペインではカトリック両王と呼ばれたイザベル女王とフェルナンド王が、それまでイスラム王朝が支配していたグラナダを制圧し、スペインを一つの国としておさめるようになりました。
イスラム教徒は、キリスト教に改宗するか、国を去るかの選択を迫られます。
キリスト教に改宗した元イスラム教徒は「モリスコ」と呼ばれ、彼らは長く苦しい時代を生きることになります。


この物語は、キリスト教徒の伯爵の娘マリアと、モリスコの農夫の息子エルナンドの悲恋の物語。


作者のコンチャ・ロペス=ナルバエスは、フランコ独裁の後教師を辞め、作品を書き続けたそうな。