いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

ぼくの羊をさがして

とてもいい本でした。
バレリー・ハブズ著、片岡しのぶ訳。


牧羊犬ボーダーコリーのジャックが、ジャックになるまでのお話。
それまで、いくつもの名前で呼ばれてきたのです。
子犬のとき両親と引き離され、ペットショップで売られ、逃げ出してやっと優しいおじいさんと暮らせるようになったら、おじいさんとの悲しい別れ。
食べるために泥棒の犬になったり、野良犬として自由を手に入れたと思ったら、収容所に入れられサーカスへ。
ムチで叩かれ死ぬような目にあっても牧羊犬としての気持ちを忘れずにいた。
幸せはいつもあっち側にあったけど、やっとこっちにも来てくれた。