いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

鎌倉のおばさん

村松さんのお父さんは、村松さんが生まれる前に上海で客死。
おじいさんの梢風の息子として戸籍に入れられた。
ところが、梢風は遊蕩の末、鎌倉で別の女性と所帯を持つ。
おばあさんのそうと清水で二人暮らしをすることに。
おじいさんや伯父さんの残した文章から、文士梢風とおばさん絹江の生き様を探った力作。

梢風が鎌倉の大きな家で13匹ものネコを飼っていたという記述があり、友?さんがアブサンへ寄せた思いが分かりました。