2013-08-22 鎌倉のおばさん 村松さんのお父さんは、村松さんが生まれる前に上海で客死。 おじいさんの梢風の息子として戸籍に入れられた。 ところが、梢風は遊蕩の末、鎌倉で別の女性と所帯を持つ。 おばあさんのそうと清水で二人暮らしをすることに。 おじいさんや伯父さんの残した文章から、文士梢風とおばさん絹江の生き様を探った力作。 梢風が鎌倉の大きな家で13匹ものネコを飼っていたという記述があり、友?さんがアブサンへ寄せた思いが分かりました。