いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

スローモーション

佐藤多佳子さんの本。
とてもよかった。及川周子は動作も口もスローモー。当然クラスで浮いています。
でも、彼女にはそうせざるを得ない理由があった。
どうしようもなく嫌いだった及川を、主人公がいとしく思うようになるラストが圧巻。

もう一冊鞄に入れてくるはずだったのに、朝慌てててもう読むものがありません。
活字中毒の禁断症状が出そうです。