2012-08-26 スローモーション 佐藤多佳子さんの本。 とてもよかった。及川周子は動作も口もスローモー。当然クラスで浮いています。 でも、彼女にはそうせざるを得ない理由があった。 どうしようもなく嫌いだった及川を、主人公がいとしく思うようになるラストが圧巻。 もう一冊鞄に入れてくるはずだったのに、朝慌てててもう読むものがありません。 活字中毒の禁断症状が出そうです。