いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

ロストガールズ

お母さんに気を遣って、自分のことを自分で決められない主人公。
卒業式の服を買いに行ったデパートで自ら迷子になります。
自分から迷子になった子は、不思議なことに誰からも姿が見えなくなってしまいます。
先輩迷子のあんずとともに二日間をデパートの中で過ごすのですが、自分の気持ちは伝えようとしないと伝わらないものだと気づいていくお話。

宮下恵茉さんの物語には、いつもきちんとテーマがあります。
この本は、自分らしくってことに気づかせてくれます。