いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

停電

家の近くまで帰ってきたら、パトカーの赤色灯がちかちかしてました。
けっこうたくさん来ている様子。事件でもあったのかなあと近づいていくと、信号が消えていました。
近所の家も真っ暗で、あっ停電か〜と思いました。
鍵を開けて入ろうとしましたが、我が家も真っ暗で入れません。
懐中電灯もどこにあるか分からないし。
玄関に荷物を置いてまた外へ出ました。
近所の人も出ています。外のほうがまだ明るいみたいでした。
とはいっても、街灯も何もかも消えてしまって、町が死んだようでした。
雨も降っているし、近所のおばさんは「阪神大震災の時はこんなんやったんやろねえ」って言ってました。
関西電力の車もたくさん来て「復旧に全力を挙げています。」とスピーカーで伝えて回っています。
家にも入れないし、その辺をウロウロ。人のいる家は外の明かりを取り入れるためにドアを開けています。
雨の中、関電の人たちが電柱に登って、懸命に作業してくれていました。
もう一度家に戻ろうとしたとき、街灯が点滅して明かりがともりました。周りの家の電燈もつきだして復旧。
いや〜、電気ってホントにありがたいものです。