2007-06-30 夏のふた よかった本 駅前の本屋さんをはしごして1冊読んできました。 よしもとばななさんの『夏のふた』(中公文庫)。 ちょうど開いたページに猫の話が出てきて、それが決め手になりました。 生まれ育った伊豆の町に帰って、カキ氷屋を開くことにした主人公の、ひと夏の話。 顔にやけどの跡が残るはじめちゃんと出会い、一緒に過ごすことに。 寂れ行く町で静かにゆっくりと時間が流れる中、一日一日を大事に生きている人たちの思いが伝わってきて面白かったです。 立ち読みにハマりそうです。