いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

2021-01-23から1日間の記事一覧

小さな可能性

オランダの物語。 マルヨライン・ホフ作。 キークのパパは、よく戦争に行く。 今回もまた、戦争に行こうとしている。 戦うためではなく、たくさんの人を助けるためだ。 お医者さんなのだ。 ママとキークは不安な日々を過ごす。 パパが無事に帰ってくる可能性…

大林くんへの手紙

たくさん手紙を書くんだろうなと思っていたら、結局最後まで手紙を書く事はなかった。 人にはそれぞれのやり方がある。 大林くんは、ずっと学校を休み続けている。 毎日葉書を出すようになった宮子に対して、主人公の文香は、大林くんの席に休み時間ごとに座…

夕焼け色のわすれもの

たかのけんいち著。 夕方、団地の転校生の家にプリントを届けにいくと、昭和40年ごろの世界にタイムスリップしてしまう。 そこは、古本屋を営むおじいちゃんの持っている本に出てくる世界と同じだった。 その本の作者は、なんとおじいちゃん自身だった。 お…

カード

図書館から帰りしな、地下鉄乗ろうとして、自動改札に図書館カードを入れそうになりました。 おっと、あぶないあぶない。 図書館と駅とくっついてるんです。 言い訳にはならないか。

ぽやっと

高木護の詩集。 書庫資料の待ち時間の間に、図書館で読んでしまった。 この人らしい、地べたにへばりついているような詩。 偉そばらない、圧倒的な力強さ。