嶋田泰子さん作。
読み終わってから作者名を見て、えっ女の人なん⁈と驚いた。
ずっと男の人だと思って読んでいました。
カラスが大嫌いだった作者が、カラスを観察するうちにファンになっていきます。
カラスは一人前になるまで3年かかるらしい。
卵のまま死ぬのもいるし、大きくなれるのはほんのひと握り。
大人になると20年ほど生きるそうだ。
都市部で増えたので、人間の都合で退治され数はずいぶん減ったとのこと。
人が襲われた話も聞くが、たいていは人間の方に原因があるらしい。
ゴミを漁るのも、ネットをかけるなどゴミの出し方を工夫すれば防げるそうで、カラスを悪者扱いするのはやめようと思いました。