猫の文字に惹かれて借りて見れば、あれま夏川草介さんじゃないですか。
神様のカルテの人ですね。
ベストセラーになったときに読んだけど、二巻三巻目はちょっとしんどくなったかな。
祖父の営む古書店で、2人暮らしの孫の林太郎が主人公。
祖父が亡くなった後、不思議なチャトラ猫が現れて、三つの迷宮に連れて行かれる。
本を閉じ込める者、切り刻む者、売りさばく者のそれぞれと対峙する。
そこで言葉のバトルをして相手を改心させるのだか、どうして相手が心変わりしたのか、いまいちよく分からない。
読書は相手の気持ちを思いやるためにするという祖父の言葉は、なるほどなあと思いました。