こまつあやこさん作。
その高校の書道部に憧れて入学した真歩。
お父さんの病気で遠くへ引っ越ししなければならなくなる。
その高校へ行けないのなら高校へ行く意味がないと、転校せず高校を辞めてしまった。
新しい町の図書館で本の宅配のボランティアをはじめ、そこでアラビア書道を知る。思いがけず、トルコ人の友だちもできる。
世界三大料理が、フランス料理、中華料理、トルコ料理って知らなかった。
シュクランは、アラビア語でありがとう。
平日に町を歩くのが後ろめたかった真歩が、だんだん前向きになっていく物語。
アラビア文字って、きれいだなあと思いました。