佐藤まどかさん作。
絵は、佐藤真紀子さん。
主人公は、トオル。
大樹、旬、万千と4人で小さい頃からいつもつるんでいた。
4人の繋がりは鉄のように強いから、自分たちを「テツヨン」と呼んでいた。
でも、6年生の卒業間近、大樹が遠くに引っ越すことになる。
4人の関係が崩れていく。
バラバラになりかけて初めて気づく、お互いの良さや本音。
死んだじいちゃんが、人間には月のように表と裏があると言ってたことを思い出す。
裏はドロドロしてるけど、トンジルだって脂がなかったらうまくもなんともねぇって言ってたことも。