大好きな竹下文子さん作。
実は、図書館で先に見つけたのは第5巻の『光のカケラ』。
うわっ、知らないうちに新しいシリーズが出たんだ、それももう5巻まで!
と1人で大興奮してたのです。
5巻が置いてあったのが、新刊本の棚。
一般の棚で探すと、1〜4巻もありました。
喜び勇んで全巻借りて、家でよくよく見ると、1巻は『ドルフィン・エクスプレス』。
なんだか聞き覚えあるなあとよくよく見たら、以前のシリーズの新装版でした。
初版よりもコンパクトになってたので、気づきませんでした。
でもまあいいや。もっぺん読もう、と読み出したら、やっぱり引き込まれました。
このシリーズの主役は、三日月島にすむ月ぬこ族のテール。毛並みは枯れ草色で、目の色はブルーグレー。会ったこともない流れ者の父親譲りだ。
家のない子どもを引き取るルチア園出身だ。
今は、ドルフィン・エクスプレスという宅配船の配達員をしている。
ヒスイ島に届けた三重丸の荷物の受け取りを拒否される。
その送り主が、なんと前シリーズの主役フルヤ・サンゴロウだった。