2020-05-30 その声は、長い旅をした 中澤晶子さんの本。 四番町少年合唱団の開が主人公。 ある日とてつもないいい声を持った転校生が入ってくる。 本人達は気付かないが、転校生翔平の先祖は、天正の少年使節と共に海を渡ったコタロウだった。 4人の正使とは別に、ただ歌声だけを教皇様に聞かせるために同行させられた。 下働きのそのまた下働きとして。 教皇様には聞かせることができなかったけど、ビアンカと共に月夜の晩に忍び込んだ庭で歌ったシーンが印象的。