いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

鬼の橋

伊藤遊さんの本。
福音館文庫です。


小野篁が主人公。
まだ根性が座ってない少年時代の物語なので、親を失って五条の橋の下に住んでいる少女や鬼から人間になりかけている非天丸に比べてひ弱で歯がゆい。
でも、最後に田村麻呂の墓を掘り返してくれと頼むところなんか、成長したなあと思います。