この人の書く物語はなんていいんでしょうか。
まゆ子だけでなく、古本屋のおじいさんやネコのジンジャーまでも応援したくなります。
完全に声が出るようになって終わるんでなく、まだ出たり出なかったりのラストもいい。
だいじょうぶ。きっと、だいじょうぶ。
もしまただめでも、そのときはすっぱりあきらめて、また最初からやりなおせばいい。
なんどでも。なんどでも。だいじょうぶ。
きっと、やれるから。
そう思えるようになるまでにたくさん時間がかかったけれど、それでよかったんだなあって思います。
「よるの」ってひらがなになってるのも、心憎いなあ。