いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

吉野口

王寺で和歌山線に乗換えて、例の志都美を通り、吉野口へ。
もっと遠いかと思いましたが、あっけなく到着。
電車に乗っている時間が少なくて、もう一往復しようかなと思いましたよ。

静かな町を歩いて行くと、野良着姿のお婆さんが話しかけてきて、聞きもしないのにあの藪の中を行ったらいいわ、と教えてくれます。
巨勢の道というらしく、万葉の時代ゆかりのお寺の跡だそうです。
踏切のない線路を跨ぎ越え、だーれもいない「名所」を見てきました。
するとさっきのお婆さんがまだ作業中。
他に見るとこありますか?と今度はこちらから聞いてみると、阿吽寺がいい、今なら百日紅がみごろやわ、と答えてくれました。

道順を教えてくれたときに、国鉄の踏切渡ってなと言われたのが印象に残りました。

ぼくもそうなのですが、いまだに国鉄なのです。