2011-02-17 十二歳 今この著者にはまっています。椰月美智子さん。 この本は、ポートボールの話が出てきたりしてお子さま向けっぽく、途中でやめようかなと思いましたが、三分の二ほど読んだあたりから俄然おもしろくなってきました。 「今までふつうだったのに、すっかり分かれてしまった。頭だけが一メートル後ろにあるみたい。」「冬が来たなあ、と思うのは、夜空にオリオン座が圧倒的に見えはじめたときだ。」なんて書き方には舌を巻きました。 この人の作品をもっと読みたいです。