いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

図書館の神様

ハンドボール部をやめたアキは、一日中家にいます。「今頃みんな合宿やってるやろなぁ」といいながら、洗濯物干すのを手伝ってくれたり、ネコの砂をきれいにしてくれたりしています。
昼ごはんに「酢豚作ったろか?」というと、「オトウサンは危ないからやめとき」とかいってスパゲティを作ってくれました。
夜、ネコの砂を買いに外に出たら、久しぶりに星がきれいでした。風がきつかったですもんね。西の空がにぎやかでした。冬の星座が沈もうとしているのでした。
本屋さんによって立ち読み。図書館代わりにしています。
1冊だけ買ったのは『図書館の神様』(マガジンハウス)でした。去年の丁度今頃、図書館で借りて読んだ本。それ以来、妹尾まいこファンです。もう一回読みたくなって買いました。
教育書はいつも途中でしんどくなるのですが、この本はすーっと引き込まれます。
アキといっしょに夜更かしして読みました。
主人公が職員会議で発言するところはやっぱりグッと来て涙がこぼれそうだったので、「オトウサン、英語の単語ってどうやっておぼえたらいいの?」というアキの質問には、ふり向かずに「うん」とか「そう」とか、変な答えをしていました。