いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

カラフル

森絵都さんの『カラフル』(理論社)を読みました。
クラスの子が薦めてくれた本です。
よかった〜。

死んでしまった魂が、抽選に当たって(?)、自殺した中学生小林マコトの体を借り、下界で修行をやり直すというお話。
自分の過去の記憶は無く、ガイド役の天使プラプラだけがたより。
小林家にホームステイできる期間は1年だけ。
まったくやる気の無かった魂が、人間っていろんな色を持っているって気づいていきます。
最後には自分が誰だったのかも分かります。
「ヒントはいたるところにある」というプラプラの言葉に、ぼくもだいぶ考えました。
人間がいとしくなる物語でした。