いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

ある日、透きとおる

三枝理恵作。

主人公は、自分が誰だか分からない。

透明な空気のような存在で、声も出せず、誰にも気づいてもらえない。

もともとおっとりして人を押しのけたりしない性格だったんだけど、自分ばっかり我慢しないでもっと積極的になりなさいと言われ、だんだんホントの自分を無くしていく。

気がついたときには、ホントの自分は体から抜け出して透明な存在になっていた。

あながち、実際に起こらないとは言えない物語。

 

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