いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

愛を知らない

一木けいさん作。

この人の文のうまさには、舌を巻く。

 

ヤマオの広い背中が、瞬時に自分の世界へ潜っていったのがわかった。

 

今の僕は、思考の枝が悪い方にしか伸びていかない。これ以上、伸ばしたくない。

 

なんて、何度も読み返してしまった。

はじめどうしようもない存在だった橙子が、最後には何よりも大切な人になり、エールを送りたくなる。

ヤマオと青木さん、涼、そして橙子の4人の関係がとてもうらやましい。

 

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