2021-03-18 拝啓、お母さん 佐和みずえ作。 ゆなは、九州のじいじの家にあずけられることになった。 お母さんが赤ちゃんを産むために、入院したからだ。 じいじの家に行くのがイヤで、酷い言葉を投げつけてしまう。 じいじの家は、印刷屋さん。 古くからの活版印刷をかたくなに守り通している。 活字を拾うお手伝いをしながら、ゆなは自分が後悔していることに気づいていく。 お母さんのためにできることは何かと考えて、活版印刷でハガキを送る。