いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

時をつなぐおもちゃの犬

翻訳本はおもしろくないってイメージ持ってましたが、この本はとてもよかった。
ワールドカップや第二次大戦を絡めながら感動のその時と、25年後も描いています。

木の板でつくられた犬のおもちゃがどうして「リトルマンフレート」って名前なのかが明かされていきます。戦艦ビスマルクに乗っていたドイツの二人が、船が沈められて死んでいく兵士たちにも家族があるって気づいて、勝っても素直に喜べない。
捕虜になってイギリスの片田舎で牧場の仕事をさせられます。故郷に残してきた娘に会いたい思いから、牧場の娘を可愛がるのです。
いよいよ国に帰えれる前日、海岸の地雷が・・・。

この本も今年の課題図書です。