いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

きみが見つける物語

六人の作品が収められた一冊。

角田光代さんと森絵都さんのは、それぞれ「らしく」ておもしろかった。
とくに、角田さんのは電車に乗って熱海まで行き、そこから先の「世界の果て」へ行く場面があって、夏の一人旅を思い出しました。
この人は世界のいろんなところに行っているのに、その場面の「世界の果て」にはもう二度といけないだろうと書いてるところに共感しました。
期待して読んだ魚住直子さんと椰月美智子さんのは、いつもの読後感とは違いました。
あさのあつこさんは、ぼくにはあわないなあと再確認してしまいました。