佐川芳枝さん、こんな本も書いてはってんな。 若くして亡くなったすし屋の若い衆一平さんが、皿洗いのお菊さんと巻き専門のカッパのガタロウ、それに手長小僧のてっちゃんを連れてこの世に戻ってきた。 すし屋を始めるために。

10冊返して、10冊借りた。 満足。

今日から図書館再開。 住吉に行こうと自転車で出て、走ってるうちにやっぱり西成にしようかと迷い、初心を貫こうと決めた途端、道が西成の方を向いて曲がっていたので変更した。 おかげで、阪堺線を渡る。

散髪屋さんの奥さんから借りた文庫本。 平野啓一郎作。 大雨の日会えなかったために、2人の人生は違う方へと進んでいく。 最後の公園での再開は、過去を変えることができる再会になるのだろう。 ギターの音色が加われば、さらに奥行きの深い作品になるんだろ…